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なかなかの音声チックがある中で頑張って夏休みの映画館へ行った話

チック・トゥレット症

映画館で映画を見てきた

コロナの規制緩和で随分前に映画館も再開したのですが、ずっと躊躇っていました。

 

理由は2つ。

  1. コロナ禍に子ども達2人と私で行くのが不安
  2. 時に息子の音声チックが大音量の日がある

 

でも、頑張って行ってきました。

 

見てきたのは、Paw Patrol(パウパトロール)。

年齢的に娘は大喜びだったけど、息子は付き添い感ムード満載でした(笑)

 

障害のある人のための映画タイム

私が住む町の映画館も、自閉症などの音などに繊細な人のための音に配慮した時間や、英語の映画でも字幕付きのスクリーンがある時間など様々な配慮があります。

 

息子の音声チックが始まってから、アナ雪2を見に行ったことがあるのですが、幸いにガラガラで静かなシーンで音声チックが出ても気にならない程度でした。

 

でも今は大音量のチックの時もあり、もし映画館に行くなら特別スクリーンを申し込まなきゃいけないかな?と考えたこともあります。

 

結局、この日は午前中はチックが落ち着いていたので、午後から行くことにしました。

 

コロナで急発達!?予約システム

言語が英語というのがかなりの利点だと思うのですが、コロナの恩恵を受けた業界の一つがウェブ予約システムだと思うほど。

 

私の周辺でも、レストラン、テイクアウト、スイミング、レジャー施設などはかつては現地に行ってその場で入場できたのに、今はオンラインの事前予約した人のみのサービスだったりします。

 

小さなローカルのレジャーでもオンライン予約システムができていたりするのは驚きです。

 

短期間でシステム導入とか、案外進んでいるのを実感。

 

まぁ、うちの夫もそんなのでここ1年半は忙しいわけですが。

 

映画館は以前から事前予約・座席指定できていたけど、今はソーシャル・ディスタンスの関係で、自分の選んだ座席の前後は自動で座席が取れないようになっています。

 

ということは、通路から2段目にすれば、前の席&通路が空くので、音声チックがちょっと気にならない?!

 

と考え、こんな座席を取ってみました(青で表示されたところ)↓

 

いざ映画館に行ってみると・・・

あれ、家族連れが私たちの座席に座っている。

 

見間違えたかと思い半券を確認していると、近く(画像では赤のところ)に座っていた女性が「席どこなの?あー、あの人たち間違ってるわね」と言ってその間違って座っている家族連れに声をかけてくれました。

 

「ごめんね、映画館の人がどこでも座って良いって言ってたもんだから」とその家族連れは私たちの一つ前の列に座りなおしました。

 

ソーシャル・ディスタンスがちょっと微妙だし、息子の音声チックを考えて前は空けていたはずなのに、思いっきり目の前にいる家族連れ。

 

あとの席ガラガラなんですよ?!

 

予約システムがあってもこんなもんですね

 

映画中の音声チックは?

ここ数日、喉に痰が絡んだような音のチック、ブタ鼻など鼻と喉周辺の音声チックが多く、時に音量が大きかったりします。

 

その日の午前中は音声チックが少なくて、映画の前半もポップコーンを食べていたし、他の人たちの食べる音や話声でチックはかき消されていました。

 

 

でも後半になって静かなシーンで「ガーッゴーッ」と喉&鼻のチックが結構な大きさで出てきました。

 

さすがに本人も気になるのか、いつもは自分からしようとしない呼吸法をしていましたが、それでも出るもんは出ます。

 

一列前に座っていた娘と同じくらいの女の子が振り返りましたが、「だから予約した時に私たちの前の席は空けておいたのよ」と私は心の中で思い・・・その親には何も言われませんでしたが。

 

2年前ですが、トゥレットの女の子が映画館から出るように言われたBBCの記事がありました。

やっぱり、大音量の音声チックがあるときは映画館はハードルが高いです。

 

でも本当にチックは波があるので、静かな時は通常スクリーン、大音量の時や体幹のチックがあるときは特別スクリーンを考慮するかな・・・もしそうなった時に考えるとします。

 

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