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12歳✦チック症状はまずまず落ち着いていた✦2024年に試したこと

チック・トゥレット症

こんにちは!イギリスでミックス(ハーフ)でトゥレット症の息子(12歳)と娘(8歳)を育てているカミールです。

カミール
カミール
明けましておめでとうございます。なんと2024年はブログ更新が1度しかできませんでした。今年はもっと更新頻度を増やしたいと思います。
息子
息子
去年夏にイギリスの小学校を卒業し、秋から中学校が始まりました。

 

実は一昨年(2023年)の秋頃から半年ほどほとんどチックがない状況でした。

去年の春休みにはアブダビ経由で日本に帰省し、4路線の長距離フライトでもチックが出ませんでした。

円安のお陰で東京・長野(白馬でスキー)・浜松・姫路・広島など新幹線でたくさん移動しましたが、全然大丈夫でした

映画館にも何度も行けました。

その後、一時悪化した時期もありましたが、1年を通してチックが一番酷い時(7~9歳)の1割以下におさまっています

2024年のチックが出た時期

去年チックが多く出た時期はずばり2回。
①4月下旬から5月にかけて、入学できる中学校が発表された時期
②8月下旬から9月にかけて、中学校に入学して新学期が始まった時期
いずれも心配な、ドキドキする不安な出来事があるとチックが増えるようです。
あと、友達とサッカーしていてゴールが入る入らないでドキドキする時も出ています。
一人で妄想しながら人形で遊んでいる(クリエイティブなことをしている)時も出ています。
一方、何かを描いたり集中している時は出ません

トゥレット症の息子のためにやったこと

去年も息子のチックを増やさないため、奮闘しました。
今年重点的にやったのは下記の3点です。

腸を整える
乳酸菌生成エキスの摂取、イヌリンなどの食物繊維の粉を料理に使用してプレバイオティクスにも重きを置きました。

サプリメント
サプリを見直して量が減りましたが、海外のトゥレットに関する論文を元にサプリを飲んでいます。論文の元と具体的なサプリは下記へ。

鉄玉・鉄鍋
我が息子は鉄をサプリから摂取はしていませんが、鉄玉子(2個使い!)と鉄鍋を料理に使っています。

①腸を整えるため奮闘

息子の腸はとにかく荒れています。リーキーガットを指摘されたこともありました。
何年前に読んだ何かの本で、「サプリを摂る前に腸を整えてから栄養療法をした方が結局は早道」と読んだんです。

乳酸菌生成エキス

日本に帰省中、たまたま訪れた内科クリニックの待合室で乳酸菌生成エキスなるものが販売されているのを見て、乳酸菌生成エキスについて調べました。
イギリスで日本製の乳酸菌生成エキスが手に入るので、定期購入しています。
私が何年も参考にさせてもらっている、息子さんのチックがほとんど消えたというReepapさんのブログにも乳酸菌生成エキスのことが触れられていました。遅延型アレルギー用に摂取されていたようですが。

 

 

食物繊維の粉を料理に混ぜる

食物繊維の粉(種類は購入の度に変えています)を可能な限り料理に入れています。

ミートソース、味噌汁、ハンバーグ、ご飯などなど。

それとイヌリンの粉も砂糖の代わりにできるだけ使っています。

息子だけでなく私を含む家族の排便に役立っている気がします。

それに血糖値が上がっているときに酷くなると思われる息子のチックですが、食物繊維は血糖値の上昇抑制が期待されるということなので、引き続きこまめに食物繊維の粉を利用して行こうと思います。

食物繊維の粉を料理に混ぜるアイデアは、下記の記事がきっかけでした。

 

自閉症のお子さんは食物の匂いや味に敏感で、偏食になることが多いです。「主に白米しか食べられない」という子もいて、食物繊維が不足し、便秘に悩むこともあります。

②使用中のサプリメントはコレ!

サプリメントも引き続き摂っています。

息子
息子
12歳のボクは、ニキビが気になるお年頃。
サプリの量によってはニキビが悪化するので、都度、量や種類は変えています。2024年12月現在のサプリの種類を下記に記します。

 

ビタミンB50

こちら↓の2008年のスペインでの研究を元にビタミンB50を摂っています。

0.5 mEq/kgのマグネシウム2 mg/kgのビタミンB6の併用療法で、YGTSSが平均58.1から 18.8に下がった。

とのことですが、サンプル数が少なく懐疑的になっている人も多い模様。

一方、用量内では副作用はないとされていて、息子の様子を見ながらビタミンB50は1日1カプセルを限度に摂っています。

錠剤は色も味も独特で、カプセルじゃないと飲んでくれません。

藤川先生もチックの症例でビタミンB50を使っておられました。
ボクの場合はビタミンB50は、1日あたり1カプセルが限界。2カプセル以上摂るとニキビが悪化します。

iHerb紹介コード:BJB7343

 

マグネシウム

上記のビタミンB6との組み合わせとして摂っています。

トゥレットとマグネシウム不足の関係の記事はたーくさん出てきます。

マグネシウムを1日あたり2カプセル摂っています。

 

ビタミンD3

ビタミンDについては、チック症の人とビタミンD不足は大いに関係があるという2019年の研究があります。

1日当たり、体重1kgあたり300 IU(1日あたり5000 IUを限度)のビタミンD3補充を3か月間行ったところ、慢性チック症を持つ子どものチックの重症度が低下しました。

私たちが住むイギリスでは、高緯度のため小さい子どももビタミンDのサプリを摂取することを勧められています。

ただ、その量は400IU程度。この論文によると息子の体重では1日5000IUが必要

この研究ではNature’s BountyというメーカーのビタミンD3サプリが使われたようですが、今我が家に手元にあるのは別のメーカーのジェルカプセルです。

iHerbでもNature’s BountyのビタミンD3(5000IU)が売られているようです。

iHerb紹介コード:BJB7343

⚠️ただし高用量のビタミンDを摂る場合、注意事項があります。

こちら↓の本はトゥレットとは直接関係ありませんが、ビタミンDについて深く考察されています。

ビタミンD3を高用量で摂る場合、ビタミンK2マグネシウムも同時に摂取する必要がある

マグネシウムはすでに摂取していますが、ビタミンK2もどの種類・どの量を摂るべきなのかが詳しく書かれています。

 

ビタミンK2

ということで、ビタミンK2 MK-7のサプリも摂っています。
このビタミンK2のサプリには、ナットウキナーゼが配合されています。私はサプリの代わりにほぼ毎日自家製納豆を食べています。

息子は納豆が苦手なので、カプセルでありがたくナットウキナーゼをいただいています。

③鉄玉・鉄鍋もあなどれない

最後にご紹介するのが、鉄玉子と鉄鍋です。

ボクは鉄サプリを摂っていた時期もありますが、どうも鉄をサプリで摂っていた時はチックが酷くなっていました。

そこでサプリとして鉄を摂ることは何年もしていません

その代わり、料理には鉄玉子と鉄鍋を使うことがあります。

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鉄鍋は手入れが難しいかなと思っていましたが、意外にも私でも約5年錆びさせず、玉子焼きやホットケーキなども鉄スキレットでうまく焼けるようになりました。

 

まとめ

去年息子は12歳になり、チックのピークは抜け出したのかなと感じています。

しかし、「最近チック少なくなったよね」なーんて口にしようものなら、その日から新しいチックが出て来たりすることもあるので、恐ろしくて口にすることができません(マーフィーの法則)。

とりあえず食物繊維の粉は血糖値の上昇抑制だけでなく、整腸や排便の助けになりますし、トゥレット症の息子のためだけではなく、家族全体のために続けていきたいと思います。

サプリも息子の様子を見ながら、増減したりして行きたいと思います。

今後の課題

今後の課題は、とにかくスクリーンタイムと勉強のバランス

中学入学とともにスマホを持ち始めた息子ですが、制限をかけなければずーっとスマホで何かしています。

それプラス、友達とiPadでオンラインゲームしたりもします。

中学校からも「平日のスクリーンタイムには自宅で気を付けるように」と釘をさされています。

正直、宿題以外の自主的な勉強は全然やっていません😨

なので、スクリーンタイムと勉強のバランスが今年の課題かと思います。

今年もよろしくお願いします。

長いブログを最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。

今年は去年よりも更新頻度を増やしていきたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

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