息子の疑問「なんでボクにはチックがあるのか?」
ある夜、寝る前に突然息子が聞いてきた質問。
突然の質問にドキッとしましたが、その少し前に偶然とある本に出合っていて、答えを参考にすることができました。
CBITや呼吸のエクササイズは、他の子はやらなくて良いのにその時間を取って頑張ってるでしょ?
私の答えが完璧だったとは全然思えないし、もっと良い声掛けがあったとは思います。
より良い答えをまだ模索中ではありますが。
答えを参考にした本『天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか』
息子の「なぜボクにはチックがあるのか」という質問への答えの参考となった書籍、それは真山知幸著『天才を育てた親はどんな言葉をかけていたのか』(サンマーク出版)。
読んだというよりは、正確にはオーディオブックで犬の散歩中に聴きました。
私と同世代で4人のお子さんを育てている偉人研究家・真山知幸さんによる、古今東西の偉人のお父さんやお母さんがかけた言葉の数々がエピソードとともに紹介されています。
ドラゴン桜の指南役・親野智可等さんの具体的な声掛け方法も紹介されています。
ゼネラル・エレクトリック社の元CEO・故ジャック・ウェルチ氏の母
まず、息子の質問への答えに大いに参考となったのが、ゼネラル・エレクトリック社の元CEO・故ジャック・ウェルチ氏のお母さん。
吃音があったウェルチ氏ですが、お母さんの言葉に非常に助けられたのだとか。
著作権のことで詳しくは書きませんが、有名な言葉がけなのでオンライン上にたくさん掲載されていました。
言葉に障害があるんじゃない、頭の回転が速すぎるだけだ
これこれ!こういった言葉がけを私は息子にしてあげたいのです。
「障害があるんじゃない、〇〇だけだ」と。
まぁ、それがキャッチーに息子にまだ声をかけてあげられていないのですけれど。
でも「こんな発想で言い方ができるのか!」とすごく耳に残りました。
感心してしまった偉人の親の名言・行動
トーマス・エジソンの母
エジソンは昔の「育てにくい子」の代表例として一番に出てくるのではないでしょうか。
子どもの読み聞かせの本にも伝記で出てきたり、オンライン上にも星の数ほどのエピソードがあります。
少年時代は、たいへん好奇心が強く、普通に考えるとばかげたこととしか思えないような質問を連発して大人を困らせる厄介な子供だった。父親はうんざりしていたが、母親のナンシーはどんな質問にも誠実に答えた。
「エジソンはおかしい」と先生に言われてたことでお母さんが学校に乗り込み、学校を辞めさせ自分で教育したというのだから、スゴイという一言に尽きます。
それプラス、どんな質問にも誠実に答え、お小遣いで本や実験道具を買い与え、好きなこと・興味があることに理解を示した。もう脱帽です。
「好きこそ物の上手なれ」なのですかね。これを我が子達に活かしたいのですが、自分自身あまりできていない気がします。
森毅の父
こちらはお父さんの言葉ということで印象に残ったのと、「えっそんな声掛け!?」と拍子抜けしてしまって強烈に覚えている声掛けです。
数学者の故・森毅さん。若い頃、学校への行き渋りがあったそうです。
そんな森毅さんにお父さんがかけた言葉。
学校に行かないなら、学校に行った日より充実した1日を送れ
私なら「行きなさい」と言ってしまいそうですが、森毅さんのお父さんは「わざわざ行かなくてもよい」というスタンスだったようで、代わりに「学校に行った日より充実した1日を送れ」と、何とも肯定的に応援してくれているような言葉ですね。
しかもお父さんの言葉ということですごく印象に残っているのです。
もしうちの子達が「学校に行きたくない」と言い出したら、「無理して行かなくてよいけど、学校に行った日より充実した1日を送れ」なーんておおらかに言えるかな(笑)私の器との勝負です。
他にもまだまだいる
本の中で特に印象に残った偉人のお母さん・お父さんをリストアップしましたが、その他にもアンデルセン、ダーウィン、宮沢賢治、手塚治虫、野口英世などなど沢山の偉人の親御さんの言葉がけが紹介されています。
手塚治虫や野口英世のお母さん方の寛容さにも関心しました。
興味のある方はぜひこちらの本を手に取っていただきたいと思います。
今子育てで悩んでいることのヒントが少しでもあるかもしれません。
我が家が答える「息子にチックがある理由」
私はジャック・ウェルチ氏のお母さんの言葉に非常に影響を受けました。
そして今のところ私が考えた答え。
自分で言うのもなんですが・・・
弱い。
インパクトがあまりない。
ということで、まだまだ修行中です。
コメント