藤川徳美著「親子ではじめる! 天才ごはん 栄養療法でみるみる脳の働きがよくなる!」を読んだ
ツイッターで藤川先生の新刊にチックとトゥレットの症例が入るとの情報を得て、kindleで発売された日に購入、翌日には読了しました。
最近子ども達が寝た後にバイト(というかリモートの副業)が繁忙期で、しかもここ1カ月はダイニングテーブルセットをDIYでリメイクしていて、この本をご紹介するのが今になってしまいました。
チックとトゥレット症の症例がそれぞれ1つずつある
チックの症例が1つ、トゥレットの症例が1つそれぞれあります。
藤川先生のブログをフォローしているのですが、どちらもブログで紹介されている症例と同じか似ているなとは思いましたので、特段新しい情報という訳でもなさそうです。
ただ、我が息子は、
- ホエイプロテインを摂ると、ジャンプなどの体幹のチックが出る(悪化する)
- チーズ・ヨーグルトは好きではなく、そもそも乳製品に過敏がある
- 鉄のサプリを摂っている時はチックが不調になることがある(鉄が腸を荒らす?)
ということで、完全には藤川先生の信者に慣れない訳なのです。
プロテインも鉄も摂れなかったら、藤川理論をするのは絶望的・・ではなく、プロテインが飲めない場合の代用も書かれています。
セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン・・・
チックはドーパミンの係りが深く、セロトニンが少ないかもということですが、藤川先生はセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンのいずれの神経伝達物質もとあるアミノ酸から作られているとのこと。
やっぱりタンパク質の摂取が大事ですよね。
我が息子は糖質過多で絶対タンパク質不足ですもん(って私もだ)。
マグネシウム推し
今まで何冊も藤川先生の本を読んできましたが、今回の本はよりマグネシウムのことを推しておられるなという印象です。
我が家もたまにエプソムソルトを使うのですが、私の家の近所でもスーパーやディスカウントストアなどでエプソムソルトを簡単に手に入れることができます。
その中に硫化マグネシウムと塩化マグネシウムとありどちらがいいのか疑問に思っていました。
すると、海水マグネシウム入浴の方法としてその割合を書いてくれています。
ということは、硫化マグネシウムと塩化マグネシウムと両方買って、自宅で調合すれば良い話。助かります。
トゥレット以外の息子の困りごとへの対処法が書いてある!
チックはもちろん、困っていますし悩んでいます。
しかしそれ以外にも困りごとは多々ある訳です。
口内炎
こちらのブログにも何度か書きましたが、息子は一時口内炎が続発して困っていました。
その口内炎によく効く栄養を藤川先生は書いてくれています。
チョコレート好き
息子も私もチョコレートが大好き。
な、なんと、チョコレート好きが不足しているミネラルがあるというのです。
それが満たされると落ち着くそうなのですが、息子も私も絶対足りていないミネラルです。
まとめ
藤川先生のこれまでの本からの上級編といった感じです。
私は藤川先生の本を何冊か読み、ブログもフォローしているので「あれ、読んだな」みたいな箇所もありましたが、マグネシウムのことやチック以外の困りごとのことも書いてあり、やはり参考になりました。
ただ、ゆるい藤川理論だけでは息子のチックは改善されていないので、今後どう栄養療法を行っていくのか?我が家の課題です。
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