チックのことで日本でも悩んだ息子
日本滞在中のある夜、ソファに寝ころんでいた息子。
どうやら突然泣き出したようで目に涙をためていました。
北アイルランドでチックの専門医に診てもらったのは3年前が最後
思えばチックの専門医に北アイルランドで診てもらったのが3年前。
当時はチックが少ない時期だったし、そもそもチックには特効薬がないし、その診察は非常に意味なく終わったのでした。
なので、息子のチックが出やすいと分かっている乳製品のホエイや精製砂糖以外はどうしていいのか分からないのです。
日本で初めてトゥレットのことで診察してもらった
普段おちゃらけな息子が悩んで涙している姿に、母がインターネットで同じ県内にチックのことを診てくれるお医者さんがいないか調べてくれました。
ところが、同じ県内とは言っても広く、しかもチックのことに詳しい医師はいない模様。
東京ならこの本の著者・星野恭子先生のいらっしゃる瀬川記念小児神経学クリニックがあり、オンライン診療もされている・・!
しかし、オンライン診療は再診以降で、初診は東京で受診しなければならない。
それに、もし診察してもらっても処方される薬が北アイルランドでも手に入るかどうかが分からない。
アレルギー専門医の医師に診てもらう
そんな時、ちょうど(?)私も母も溶連菌感染のような喉の激痛&発熱で通院することになりました。
お医者さんの想像では、息子か娘が体験入学の学校からもらってきた→子どもは軽症→大人は症状。溶連菌の検査をしないから分からないけど、溶連菌の症状に非常に似ている。
それで娘も微熱があったので、小児科に行くことになりました。
その小児科の先生がアレルギー専門医。
息子も一緒に行って、疑っている乳製品について訊ねることにしました。
看護師さんはトゥレット症候群を知らなかった
問診の時に看護師さんからなぜ受診したのか聞かれたのですが・・
その看護師さんはトゥレット症候群をご存知ありませんでした。
血液検査
医師はさすがにトゥレット症候群を知っていましたが、「あまり知らない」とおっしゃっていました。ただ・・
結局のところ
血液検査はせず、チックの原因と思われるものは避けるが一番効果的だと。
甚だこの受診は意味があったのだろうかとも思いましたが、「確かに乳製品のタンパク質が神経伝達物質として脳の活動に影響を与える」とアレルギー専門医の先生がおっしゃったわけなので、乳製品(息子の場合は特にホエイ)は避けるべきなのでしょうね。
ただ、息子のチックの原因はホエイだけではなく、環境因子も大いにあります。
はぁ~・・・難しいなぁ。
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