2021年、トゥレット症の息子のチックとOCBの総括

 

今年のYGTSSとチック階層表

CBITのセッションが終わって1年以上経ちますが、毎月末にYGTSSとチックの階層表を引き続き記しています。

2021年のYGTSS

	YGTSS
1月	36
2月	22
3月	20
4月	20
5月	17
6月	22
7月	22
8月	35
9月	33
10月	29
11月	21
12月	18

思えば、チックが一番酷かったのが今年初めの1月。

運が良かったのか何なのか、コロナで1月から約3カ月、また休校だったのです。

次に酷かったのがやはり8月末からの新学期が始まった後。

学校ではチックはあまり気にならないと先生がおっしゃっていて、なんとか無事1学期を終えることができました。

 

チック階層表

ちなみにチック階層表を見てみると、毎月1～3種類の新しいチックが出て来ています。

2020年の4月から今までの1年9カ月の間、なんと73種類のチックがありました。

8割以上がもう出てこないですが。

 

チックとOCBの関係

今現在、チックは一番酷い時の85%減と言ったところですが、一方でOCB（複雑運動チックなのか不明）と思える行為が増えています。

やたらと髪の毛を触って立てる、まつ毛の先を触る・・など。

OCBはCAHMS（子どもの精神保健サービス）でCBTの治療が可と聞いているのですが、そのCAMHSも待って1年以上、しかも順番が回って来ても為になるのか不明。

 

現在のサプリ

毛髪検査の結果を元に、読んだ本の内容に沿って下記のサプリを摂っています。

• プロバイオティクス（ロイテリ菌入り）
• ラクトフェリン
• 消化酵素
• DHA
• ビタミンBコンプレックス
• ビタミンC
• ビタミンE
• カリウム
• 銅（2日に1回、なくなれば終了予定）
• マルチミネラル＋ビタミンD
• 鉄（二価鉄イオン水）
• NAC
• クエン酸マグネシウム

年が明けて2月頃にまた毛髪検査をしようと思っていて、その結果次第でまたサプリの種類・量が変わると思います。

 

息子のチック改善に効果を感じているもの

①朝・晩に各2分間の呼吸エクササイズ

学校に行く前と寝る前にCBIT(シービット)キダメソッドの呼吸エクササイズをしています。

これね、イライラした時など私自身もやってみると本当落ち着きます。

 

②ゆるいグルテンフリーと食べ方

食後の血糖値が急上昇している時は「キーー」と言う音声チックが良く出ます。

特に、小麦を使った食べ物（パンとか焼きそばとか）の後は本当にすぐに「キーー」が現れます。

溝口先生のこちらの本による食べ方（野菜→肉→炭水化物）になるべくするようにしています。

グルテンが腸に悪い影響を与えるというのもありますが、どちらかと言うと小麦による血糖値急上昇を抑えたいと思っています。

③アロマオイル

天然のエッセンシャルオイルをホホバオイルで希釈し、寝る前にロールオンボトルでマッサージしています。

スイートアーモンドオイルも肌にやさしいと聞いて以前は使っていたのですが、子ども達の学校もナッツアレルギーの子が多くナッツ製品はダメなので、アロママッサージは夜寝る前だけにしています。

息子は使っているアロマの香りが好きなようで、気に入っているようです。

 

※チックの改善には繋がらないと思いますが、リラックス効果はすごくあるようです。

 

 

年末のご挨拶

今年はアメブロから引っ越したのですが、私のつたないブログにご訪問いただき本当にありがとうございました。

UKの片隅のド田舎から発信していて、人さまの為になるようなことは全然書けていませんが、ブログを通じて同じ境遇にいらっしゃる方、親御さんと交流できたこと大変嬉しく思います。

年末の今、息子のチックは一番酷い時の85%減といったところですが、長期休暇明けはいつも悪化しますし、ピークと言われる年齢に近づいてきているのでそれはそれで心配ではありますが。

もうすぐコロナのパンデミックが始まって2年。

何かと暗い世の中で、私自身も息子のチックに影響されて暗くなってしまう日々があったのですが、来年はもっとポジティブになりたいものです。

皆さんにとっても、2022年が素敵な一年となりますように。

今年もありがとうございました。