重い布団が流行っている!?
最近、こんなニュースを目にしました。
出典:Yahoo!ニュース 産経新聞「100歳時代 重い掛け布団で不眠改善」
重い掛布団(weighted blanket)が発達障害児の睡眠に効果があるかもとは聞いていて、私のCookie歴からかフェイスブックなどで宣伝が出てきたりするのです。
Argosでも店頭で売られていて、衣料品店でもClick & Collectやオンラインで購入できるようなのです。
我が家の子ども達の寝方
ちなみに、トゥレット症の息子は寝相は良い方です。
睡眠の質は分かりませんが、寝付きも悪くないです。朝は早く起きているようですが・・
一方、娘(今のところ定型発達)はものすごく寝相が悪く、寝ている時に数時間ごとに見に行くと大抵布団を蹴って何も被さっていないという(笑)
日本に帰省中に実家で川の字になって寝ていても、ゴロゴロと転がってお兄ちゃんの上を転がって通って行ったこともあります。
↓2年前の帰省の時。2人がシンクロしているのが面白い(笑)お兄ちゃんは辛うじて自分の敷布団にいます。
冬布団に変えてみたところ
寒くなってきたので、みんな冬布団に変えました。
それにシーツを綿100%のBrushed cotton(起毛)にも変えました。
でも夏布団の時に比べたら蹴ってしまう頻度が減っています。
寒くなったからか、それとも布団の重みなのかは不明。
結局、重い布団は自閉症児の睡眠に影響があるのか?
上の記事にもあるように、スウェーデンのグループが発表したそうなんですが、一方でこんな報告もあります。
入念に計画された英国の実験では自閉症児の睡眠の質は改善しなかった。
出典:Wall Street Journal 「不眠症や自閉症、重い毛布で眠り改善するか」
夫の従姉妹の子どもが自閉症なのですが、重い布団(weighted blanket)を使ってみたところ・・効果がなかったそうです。
ちなみにその子は睡眠にめちゃくちゃ問題があり、従姉妹も寝不足になっているので彼女は暇を見つけては昼寝しています。
一方、重い布団をASDなどの子どもに使っている親御さんもいて、睡眠に効果はないけど子どもの性格が少し穏やかになると感じる人もいるそうです。
これも5年以上前の調査なので、今後もっと色々とフィードバックが出てくるでしょうか。
実際、冒頭の記事では実験で半数以上が睡眠が改善したようですし。
季節は?
ところで、北アイルランドはUKの中でも涼しい地域で、夏でも20℃に満たない日もザラな訳です。
なので、夏でも重い布団でも問題ないと思うのですが、日本の夏のように熱帯夜だとどうなんでしょう?
非常に気になります。
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